私が読んだ本(14) このほど星新一さんの未収録作品集が文庫本で出るとのことだったので、久しぶりに読んでみた。 星さんの本は高校生の時に「ブランコのむこうで」を読んでから、それが面白かったので学校帰りに本屋へ寄っては買っていた。いつしか本棚には新潮文庫の黄緑色の背表紙がどんどん増えていった。 この本には1960年代頃に未来の話として書かれていたショートショートが多かったが、それが2013年の今、実現している物とまだしていない物がある。 実現している物はテレビゲーム、テレビ電話、何でも出来る電子計算機(パソコン)、チャンネル数50のテレビ、レンタルビデオ、ビデオレコーダー、自動掃除機、カタログテレビでの買い物や電送される新聞(インターネット)など。 まだ実現していない物はタイムマシン、ヘリコプタータクシー、一般人の宇宙旅行、月面都市、立体テレビ(3Dはあるが)、自動操縦自動車(試作はある)、自動調理器、好きな夢を見る装置。それとインターネットで買い物は出来るが、物が配達パイプで送られて来るなんてことはない。 それとこの本の中には書かれていなかったが、今ある物に携帯電話がある。星さんも皆が常に電話を持ち歩く未来は予想していなかったのだろうか。 巻末にこのような全作品読破認定証がついていた。これはショートショート集を全て読んだという前提の上で有効とのこと。私は半分以上読んでいると思うが、全作品には及ばない。そのため認定証は無効である。
by ishigamet
| 2013-09-06 14:03
| 読書
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